もしもの時・・・

お別れの準備のしかた

大切なわが子を失ったときは、素直に悲しみを表し我慢せずに悲しみましょう。
悲しみは涙によって洗い流されます。
そして心は少しずつ癒されて行きます。
安置を終えたら、わが子とのお別れの時間を心が落ち着くまで過ごしましょう。
人の「お通夜」と同じようにお花や好きだった食べ物などをわが子の側に供えてください。
そして在りし日の面影を思い起しながら別れの時間を過ごしましょう。
ご家族やお友達と一緒に思い出話をするのも良いことです。
よく言われる「ペットロス」には程度はありますが誰にでも必ず訪れます。
決してその感情を押し殺したり恥ずかしがって正直に感情を表に出さない事で通常の生活に戻れず悩む人も居ます。

悲しみを癒すには時間が必要なんだという事を覚えておきましょう。
ご自宅で亡くなられた場合いはかかりつけの動物病院にも連絡をして置きましょう。

安置のしかた

​ご自宅で亡くなられた場合、次の事柄については速やかに行うよう心がけましょう。

  1. ​姿勢を整えてあげる
    気候条件等で多少違いはありますが、死後約2時間程で死後硬直が始まるといわれています。
    その前に瞼を閉じ口を閉め、前足、後ろ足を胸の方へ折り姿勢を整 えてあげて下さい。
    そして、ぬるま湯で湿らせたタオルできれいに身体を拭いてあげましょう。
    その時に体液が滲み出している事がありますので、ティッシュやガーゼで拭き取ってあげて下さい。
    もし、首輪をしている場合は外しましょう。
    バンダナの様な布製の物は一緒に火葬が出来ます。
  2. 遺体を収める
    専用の棺やダンボール箱等にタオルやシーツを敷いて寝かせてあげて下さい。おなかと頭部には凍らせた保冷剤やドライアイスをタオルに包んで身体を冷やしてあげて下さい。
    棺の中には花の茎を取った生花と生前好きだった食べ物や水を小さな器に入れて遺体の側にお供えしましょう。
  3. 最後に、遺体の傷みを遅らせる
    気温が高いと遺体の傷みが進みます。
    出来るだけ遺体(特にお腹)を冷やすように心がけてく下ださい。
    夏場は保冷剤の状態をこまめに確認し早めの交換を心がけてください。

​ご用意するもの

  • 棺又は段ボール箱
  • タオル(体拭き用)
  • 大き目のタオル又は布(体の下に敷くもの)
  • ティッシュペーパー
  • 保冷剤(ドライアイス)
  • ぬるま湯
  • おやつ
  • お花

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